TSUKASA SAKURADA
連載-1 ㈱進めからの感染予防の提案
No-4 今の感染予防は手洗い・アルコール消毒・マスクの使用と、抗生物質とワクチン等に限定されていますが、今までにない新しい感染予防を提案します。



感染症は空気感染と飛沫感染、そして接触感染が有りますが、約8割が接触感染による細菌の伝播が感染の原因とされています。
米国のCDCの感染症のガイドラインでも手洗いの励行と汚れの清拭が感染予防として重要であるとされ、そのため手洗いを強く推奨しています。しかしアルコールで頻繁に手を消毒してもその時だけは手に細菌が居ない環境を作れますが、一時的であるため継続して有効であるとは言えないと思います。確かに手洗いは重要ですが、我々は高頻度で接触する面に継続して細菌のいない環境を作る技術を開発しました。具多的には、人体に安全で継続して細菌を殺す続ける事が出来る個体の殺菌剤の開発です。実は具体化さなかったため市場ではあまり目にしませんが、2008年に米国のEPAで銅若しくは銅合金が継続する個体の殺菌剤として初めて承認されました。この事を受けて米国の銅協会が国防省の補助金を得て世界で初めて詳細にわたる感染症の臨床試験を3か所の病院のICUで5年間をかけて実施しました。多くの論文が出ていますので、我々の技術を紹介する前に初めてで最後にもなっている銅合金を用いた臨床試験の結果について次回にお話したいと思います。